イギリスの大学の寮ってどうなの?サウサンプトン大学寮の良いところを紹介します

こんにちは、イギリスにいるわたぽんです。

留学のときの寮生活は、いくらか憧れのあるもの。実際に留学に行く人は、寮での生活を楽しみに、でもちょっと不安に思ったりしているでしょう。今回はイギリスの大学の寮生活の一例を、僕のいるサウサンプトン大学の例と共に紹介したいと思います。良いところと気になる点の二部構成にしています。まずは寮生活の良いところから紹介します。

 

自分の部屋がある

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留学、特にアメリカ方面へ行かれている方に聞くと、ルームシェアが多いと聞きます。つまり一つの部屋を他の人と共同で使うということ。しかしイギリスの大学の寮では、一人一部屋、自分のプライベートルームをもらえることが多いです。(もちろんルームシェアの場合もあります。)
自分の部屋があるとやっぱり落ち着きますよね。少しぐらい物音たてても平気ですし、一人でいたいときはこもればいいですから。笑

寮では交流を楽しめる

サウサンプトン大学の場合、いくつかの寮が大学の周りや街の方に散らばっています。そして寮の敷地内にはさらにいくつかの建物があります。その建物の中もいくつかの「フラット」に分かれています。その「フラット」を一単位として、例えば一つのフラットに7つの個人部屋があり、シェアキッチンがあり、という風になっています。

同じフラットに住む人をフラットメイトと呼びますが、寮で過ごしているとフラットメイトとはよく顔を合わせ、話します。時には一緒に外出もします。フラットによっては、誰かがご飯を作ってみんなでシェアするということもあります。僕もクリスマスディナーはフラットメイトが作ってくれました。

こちらで書きました:イギリス人フラットメイトが作る、本場イギリスのクリスマスディナー

ちなみに僕はフラットメイトがほぼイギリス人でしたが、留学生ばかりという場合もあります。

週4日掃除をしてくれる

寮では週4日のペースで、清掃員の方が共同部分の掃除を行ってくれます。自分の部屋は自分で掃除しないといけないですが。
キッチンなどはすぐに汚れますが、この清掃員の方達のおかげでなんとか生きていけます。仕事も早く、ガンコな汚れも落としていってくれる働きぶりには感謝です。

キッチン設備がなかなか良い

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キッチンの設備はなかなか良いと思います。キッチンの台の高さは身長約170cmの僕が使ってちょうどいいか、ちょっと低いかなぐらいの高さで使いやすいです。

コンロや電子レンジ、強力なオーブンもあり、調理に困ることはありません。冷蔵庫と冷凍庫があるので、それほど広くはありませんが食物を貯めることもできます。

超きれいなホテル並み設備も期待できるかも!?

寮の値段は設備と立地によって主に決められています。だからお金を多く払えば、当然設備内容もよくなっていきます。
サウサンプトン大学の場合、街の方にあるMayFlower Hallというところが、まさにホテルのようです。いやホテルですあれ。2014年オープンで、内装もシンプルかつ洗練された作りになっています。クラブに近い分よくパーティーの舞台に設定され荒れるのが唯一の汚点でしょうか。

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無料Wi-Fiがある

時代の流れを受けてか、サウサンプトン大学の寮でも最近建物内全域でWi-Fiが繋がるようになりました。

しかし僕の部屋の中はあまりWi-Fiが強くありません。そのあたりの不便さは少しあります。情報系の学部にいる人は、自分でWi-Fiも調達してあんなことやこんなことをやってますが…

荷物を受け付けで預かってくれる

地味にこれ嬉しいんですよね。
例えばAmazonなんかで注文したときに、家で留守にしていると再配達になったりするじゃないですか。でも寮では荷物を24時間体制で受けとってくれて、1ヶ月以内にいつでも取りにいけばいいというシステムになっています。だからオンラインで注文しても心配する必要がありません。(ポストは各建物の入り口にあり、ポストカードなどはそこに入ってます。

パブやジムもある場合あり

寮によってはパブやジムが寮内にあります。パブではプラスチックカップ使用と少し安っぽい部分はありますが、お手頃価格でちょっとビールを一杯、ぐらいなら十分でしょう。

ジムも走ったりするだけなら、寮のジムで十分です。また、僕のいる寮ではスカッシュコートもあり自由に使えます。

バスカードが付いてくる

サウサンプトン大学の寮の場合ですが、Unilink Busという大学と各寮や街の中心部をつないでいるバスの年間無料パスがもらえます。サウサンプトン内ならほぼこのカード一枚でどこでも行けて、とても便利です。

特に申請の必要などもなく、寮に到着したその日に受付でカードをもらえて、Activateすることで使えます。

自転車置き場がある

ロードバイク等を持っている人にとっては、ロック付きの自転車置き場は必須です。というのはサウサンプトン大学の寮では、部屋に自転車を持ち込むことは禁止されているからです。

その代わり、屋根付きロック付きの自転車置き場があるので、そこを使えばかなり安心して自転車を置くことができます。大学構内にも同じような屋根とロック付きの駐輪所があるので、ロードバイクなどの管理はまだしやすい方だと思います。

 

わたぽんなりの感想・まとめ

以上が寮生活での良いポイントです。どうでしたか?日本では寮生活どころか一人暮らしもしていないのですが、結構生活はしやすいかと思っています。寮の気になる点もすべてあからさまに紹介しますので、お楽しみに。

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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