友達と?見知らぬ人と?イギリスでのシェアハウス探しは一筋縄ではいかない!前編

こんにちは、わたぽんです。イギリス・サウサンプトンに漂着して早くも4カ月がたつ頃だった1月。サウサンプトン大学ではセメスター1のテストがある1月ですが、この月に同時に火ぶたが切られる「戦い」があります。

「家探し」

来年以降もサウサンプトンで大学生として生活するにあたり、家を見つけるのは必須。それもできるなら、良い家、良い部屋に安くで住みたい。そこに忍び寄る悪徳大家や斡旋会社。イギリス(サウサンプトン)での家探しのポイントや豆知識は別記事に書くことにし、まずは僕の一筋縄ではいかなかった家探しについて、たまに怒りもこめて綴っていきます…長いので2つに分けました。前編をどうぞ。

(イギリスでの家探しのまとめについてはこちら:イギリスでシェアハウス探し、失敗しないためのポイント&注意点)

 

寮よりもシェアハウス!

サウサンプトン大学では、EU圏外からのInternational Studentsには2年間の入寮保障があります。つまりまだ1年目の僕は、来年も寮に住むことができるのでした。しかし僕は寮は嫌でした。

だって火災報知機うるさいんですもん。笑

夜3時に鳴ることもあるし、平日の昼はしょっちゅう作動テストで鳴るし…まあ住めば分かります。他にも、誰と住むことになるか分からない、そもそも寮に入れるのは保障されてるけど、どのランクの部屋になるかは分からないなど、決して寮が良いわけではありませんでした。さらに場合によっては寮よりもそこらで家を借りる方が安いこともあり、僕は家探しをすることにしました。

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一人で?それとも友達と?

アメリカではルームシェアの話しをよく聞きますが、イギリスではシェアハウス、家をシェアして部屋は自分一人という場合が多いです。マンションや寮のようなフラット(キッチンだけシェア)などもありますが、シェアハウスが全体的には安く、豊富です。日本のようにキッチン風呂付きマンションなんて、ないことはないですが高すぎです。ちなみにマンション自体、イギリス(特にロンドン中心部以外)には少ないです。

個人的にはシェアメイトよりも立地と値段を重視していたため、サウサンプトン大学のFacebook Groupを利用して、安く立地の良い家で、「一人卒業するから、来年以降の新しいシェアメイト募集!」みたいなんがないかをチェックしていました。

1月中旬に早速よさげな家を見つけた僕は、実際に家を見て、来年以降のシェアメイトになるであろう人達から家の紹介を受けました。綺麗なキッチン、清潔なシャワールーム、広いリビング…これで月350ポンドだよ~と聞いて、正直、その家に住もうかと思いました。一つ問題点があるとすれば、部屋が小さかったこと。家にもよりますが、部屋のサイズはまちまち。たいてい一つだけ、極端に小さい部屋があり、そこを紹介されたのです。小さいな…でも立地も家自体もいいな…そう思いつつ、とりあえず保留しました。

このタイミングで友達から連絡が来ました。「俺達と一緒に家探そうぜ!
突然の連絡、しかもイギリスで一緒に住もうなんて言ってもらえる友達がいたことに、素直に喜びました。(実は誰も僕と住もうとは思わんやろうと少し思ってたりしてました。汗)しかし既に良さげな家を見つけていた僕、友達に「多分自分で探して見つけたから、無理やと思う。」と返事。すると、諦めるどころか必死で説得してきました。

“Wataru, don’t be a dick. You’ll live with us.”

あ、ちなみにdickは直訳するとちんこです。まあこんな感じで、せっかく熱心に誘ってもらったわけやから一緒に家探すか。ということになりました。既に仲の良い友達と住む方が、見知らぬ人と住むよりも良いというのもありました。

 

エージェントってどうなん?

当初6人で探そうとなっていたグループですが、一人は寮が良いと言って5人で家探しスタート。

話を分かりやすくするために、メンバー紹介をしたいと思います。
イタリア人のI君、ベネズエラ出身のV君、そしてリトアニア人の二人、L君とT君です。以上で紹介終わりです。

探し始めた時期は、ちょうどテスト期間。サウサンプトン大学ではセメスター1が終わる1月に、2週間のテスト期間があるのですが、Engineeringのファウンデーションコースでは数学のテストが2日目にあるだけで、残りの12日は実質休みでした。よって皆好き勝手に行動するわけで、一人は他のとこに滞在してたり、一人は彼女をイギリスに呼び寄せて家探しどころではないと言ったり…。残った僕とI君とL君で家探しをしたわけですが、L君はいつも、格安でぼろくて汚い家ばかりを見つけてきます。いくら安い物件が良いとはいえ、そんな汚いとこには住みたくなかったI君と僕は、彼の紹介を無視してエージェントA(斡旋業者)へと向かいました。

サウサンプトンには家のエージェントが大量にあり(一説によると約80社)、そこからネットでの噂や物件の豊富さなどを元に、一つ訪れてみました。どんな家にどの価格で住めるのかを知るための、偵察みたいな位置づけです。実際訪れてみると案外良く、月340ポンドほどで大学から徒歩10分以内、スーパーも徒歩圏内の閑静かつバス停も近い家を見つけました。浮足立つ若い僕たち。仲介料が120ポンドとなんか高かったですが、気にせずもう住む気満々。前払い金さえ払えば手に入る…!ただ家の視察に来ていなかったV君とM君に、確認する必要があります。話した結果、親に相談して翌日決めようということになりました。

翌日、意思を固めた僕たちはエージェントAに電話すると、なんと家は既に、他の誰かに取られていました。虚無。

既に住む気満々だった僕たちにはどよーんとした空気が流れ、さらには焦りも出てき始めました。「やばい、早く決めないとどんどん良い家がなくなってく!!」この焦りはなかなか怖いです。そこにたたみかけるように、エージェントAからは電話で、この家ならまだあるよ?ここはどう?とI君の元に連絡がきます。この頃のI君の焦りようはおもしろかったです。笑

そんな中、新しい情報が入ってきます。大学のStudent Union主催で、家探しの情報、アドバイスをくれるイベントが、テスト期間あけに開かれるとのこと。さらに同日、仲介料のいらない個人の大家さんが所持している家の情報も公開されるらしい。「テスト期間あけまで待とう。」僕の提案により、焦ってエージェントAに泣きつくことを、一旦やめにしました。

 

エージェントなんてくそくらえ!

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イベントまで待ったことは正解でした。

まず、早く見つけないとやばいと思っていた家が、実はまだまだたくさんあると分かりました。そしてエージェントの評判ランキングが発表されたのですが、なんと僕たちがお世話になろうとしてたエージェントAが、ワースト5に入っていました。5人みんなで、あっぶねーという表情。

しかしまとまりを欠く多国籍グループは、ここで意見が分かれます。僕はエージェントではなく、大家と直接契約した方が安く、物件も豊富に残っていると主張したのに対し、I君はエージェントの方がなんやかんや安心できると主張。あとの3人は安いの~とか、女の子~とか、うぉっか~などと冗談ばっかです。しょうがなく僕とI君の二手に分かれ、家探し再会です。I君の行動は素早く、エージェントBの反応も負けじと素早く、新たにいくつかの家をエージェントの人と一緒にまわりました。あ、ちなみにこのエージェントBは、ランキングTop 5の中から選んだとこなので比較的安心。もう一つちなみに言うと、T君はまたも彼女といちゃつくため、家巡りには来ませんでした。

この時初めてイギリスの家を見て回ったV君は、その日一番積極的でした。ラテン系ののりもあります。エージェントBに質問を集中砲火し、何か気付いたことがあるようでした。

その日の夜、エージェントBを利用して家を決めるかどうかの議論がFacebookでなされました。

( 過去記事: 海外を視野に入れるならFacebook!始めるべき3つの理由と始め方)

部屋が一つ小さいだとか、女の子がいないだとか言ってる中に、V君が爆弾を落としてきました。「俺、家探すのは夏にするわ。

V君によると、仲介料や前払い金を払わなければいけないこと、そして保証人がEU圏外にしかいない生徒は6か月前に家賃を払わなければいけない規約などを気に入らず、家探しをやめると言いだしたのです。そう、エージェントを通す場合、イギリス国内に保証人がいる場合は1カ月前の支払いでいいのですが、EU圏内の他の国なら3ヵ月前、EU圏外なら半年前に家賃を支払わなければいけないと決まってる場合がほとんどです。まだ住みだしてもいないのに半年分の家賃を払わなければいけないのは確かに危険で、好ましくないことでした。特にV君は、まだサウサンプトン大学に行くかどうか分からないと言っていたので、余計にリスキーでした。

こうして夜、眠ろうとしていた僕達の元に届いたメッセージにより、1人、家探しのグループから脱退することになりました。それまで5人収容の家しか探していなかった僕達は、ふりだしに戻ります。

続きはこちら:友達と?見知らぬ人と?イギリスでのシェアハウス探しは一筋縄ではいかない!後編

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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