「自分の人生、生きてる?」他人の目線ばかり気にしてた僕が、主体的にイギリス進学を選んだ理由とその後

イギリスに行けばなんとかなるはず

イギリスという場所にいけば、F1への道がぐんと近くなる。そう信じていたし、実際間違ってはいなかったです。

でもそこを勘違いしていた僕は、「イギリスに行けばなんとかなる」と思っていたんですけど、正直、なんともなりませんでした。

【真似しちゃダメ】イギリス留学一年目に後悔したこと、公開します
こんにちは、イギリス留学から一時帰国中のわたぽんです。 大学での一年目を終えたので、今日は留学一年目に後悔したことを紹介して...

まず1年目は、目の前の難しいことや面倒なことから逃げ回っている内に終わり、いつの間にか終了。何も成し遂げてない。あれ、留学ってこんな感じやったのかな?って。

例えば友達に「英語できるようになった?」って聞かれても、「うん!」と答えられなかったり。かと言って物凄くイギリス生活を楽しみまくって充実してた!ってわけでもなくて。あれ?皆の理想の留学生像と違うよなって。

留学一年目、大事なところで逃げた僕の結果
こんにちは、イギリスで大学生してるわたぽんです。 僕は夢を叶えるために、イギリスの大学へ来ました。夢を叶えようと頑張ってみて...

だから「やばい、巻き返さなきゃ…!」と挑んだ2年目、2~3ヵ月ぐらい本気で勉強したんですよね。ずっと図書室こもって。そしたら次は鬱になっちゃって。もう何もやる気が出ない。理想の留学生活から、どんどんかけ離れていっちゃう。親にも友達にも、言えるはずがない。

この時ばかりは、正直もう日本に帰っちゃおうかなって考えてました。

でもそんな最悪な状態を経て、なんで好きでイギリスまで来たはずなのに、こんな追い込まれてるんだろうなって思ったんですよね。

知らず知らずの内に、世間の理想と比べてしまっていた。

元々自分で好き好んでやってきた留学。
周りが期待してるような留学生活は僕には送れないかもしれないけれど、好きで来たんやし、自分の好きなようにやりゃいいやんって。周りのことは気にする必要ないって。そう思えるようになりました。

自分なりの留学生活であればいいやと。

 

自分らしい生き方とは

そうやって再び、自分らしく、主体的にイギリスでも生活できるようになっていったと思ってるんですけど、それを体現するようなストーリーが、インターンをゲットする時に起こりました。

 

イギリス3年目の終わりから、イギリスのF1チームで1年間のインターンシップをさせてもらったんですが、実はこれ、自分からアプローチしてゲットしたものでした。まあ簡単に言えば、自分からメールを送ったんですよね。「こんなことができます、ここで働かせてください!」と。

そしたら面接してくれて、僕のためにチーム内に存在してなかったポジションを作ってくれて、オファーを出してくれた。

これでよっしゃー!と思ってたら、次はこの時、イギリスで1年間インターンをするためのビザ、つまり滞在許可を持ってないことに気づきました。まじかよ、と。

でもよく調べてみると、イギリスの国としてのルールではインターンをするのが不可能じゃないと。なのに、大学のローカルルールみたいなもののせいで、不可能になっていたんですよね。

じゃあ大学に僕がインターンをするために必要な条件を全て盛り込んだ、新しいコースを作ってもらって、そこにコース異動すればいいやん!と考えたわけです。大学には「生徒の可能性を潰すんじゃないぞ」などとあることないことまくしたてて…。

すると、ほとんどの人は僕の言い分を無視しました。

でも、一人だけ
「1週間待って」

と言ってくれる人がいて、1週間待ってみたら、
「新しいコースできたよ~」

とメールくれたんですよね。ほんまかいなと。笑

つまり、僕のためにインターンのポジションをするために、僕のために作られたコースにコース異動して成し遂げたと。自分なりの道をと主体的に動いていった結果でした。

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まとめると、他人にコントロールされるんじゃなくて、周りにとらわれない、自分自身の人生を歩もうと。インターンの例は、その一つです。

でも同時に、高校生の時にあれだけ強く「自分の人生を生きよう」と思ったはずなのに、イギリスに来てその難しさや自分の弱さみたいなのも知りました。

毎日が選択の連続の中で、他人に流されてしまうことは簡単です。

でもだからこそ、しっかりとみんなに考えてほしいんです。

自分の人生を生きることができているのだろうか?
本当に自分に素直に生きているのだろうか?」と。

みなさんにとって、このプレゼンが自分の選択について確認するきっかけになればなと思っています。
ありがとうございました。

(プレゼン終了)


わたぽんのまとめ的なにか

冒頭でも書いた通り、このプレゼンの対象はあくまで高校生。
この機会をくださったNPO法人、留学フェローシップには感謝です。頭が上がりません。

内容的には歯抜けになっている部分も多々ありますが、僕の留学生活、だいたいこんな感じで4年目までやってきました。

「辛いことあったけど、最終的には良かった。」
そんな形でプレゼンを終えてることが、自分的には心残り。ひねくれ者です。正直、イギリスに来てからは笑顔のゴールを描けないことの方が多かったのに。

でもだからこそ、自分の人生についてひたすらに考えてきた。今ならそう言えます。

 

みんなは自分の人生、生きてますか?

 

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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