なぜ僕はサウサンプトン大学を選んだのか?イギリスという選択肢

大学をどこにするかで、悩んだことがある人は多いと思います。

東大?京大?慶応?
芸大などもおもしろそうです。

そこに、「海外の大学」という選択肢を追加してみては?

海外という選択肢の参考になればと、僕が「イギリスの大学」に行こうと思った経緯をまとめました。

 

最初は京大

僕は周りの人に、「大学選びは大切だよ」と教わったことがあったので、高校に入る前から、けっこう真剣に考えていました。

小学校のときは、京都大学。
ただ単に、日本を代表する大学で、地元だから。何かしたいことがあったわけじゃありません。

しかし年齢を重ねても、頭の成長は追いつかず、諦めました。

 

次に立命館大学

これは少し特殊です。

僕は中高一貫校に通っていて、そのままいけば、立命館大学に進学できたからです。行きたいというより、成行きで行かされる場所でした。

もちろん行きたくなかったです!笑

特に行きたい学部もなく、家からもほどほどに遠く…これが高校1年の秋まででした。

 

転機は高1の夏にあった、タイ研修

以前、他の記事でも書かせてもらいました:
「一度きりの人生、夢を全力で追いかけろ!」

詳細はこちらの記事を見てもらうとして、僕はタイでの3週間の生活で心の変化がありました。

 

「好きなこと、やりたいことを、やったらいい。」

 

僕の好きなこと、野球や音楽…けどやっぱり、F1が一番でした。

F1は、ドライバーの他に、マシンを作るエンジニアや、チーム運営をする人など、たくさんの仕事があります。

僕が憧れたのは、その内の”エンジニア”でした。

 

イギリスという選択肢

当然ながら、やりたいことがみつかると、どこの大学がいいか調べます。

ちなみに皆さんなら、どうやって調べますか?学校で相談、塾、パンフレット、説明会…

ですが、僕の場合は求めた情報が特殊だったので、ネットで調べました。

 

日本語なので、まず出てくるのは「日本の大学」。

「F1レベルの知識をつけるには、東大や京大行けるぐらいでないと。」とか、

「東京工業大学がいいよ。」とか、更には、

「どこの大学でも、機械系やっとけ。」なんてあったり。

でてくる情報がバラバラ!

 

その中に混じって、一味違うものがありました。

 

「イギリスに行ったら、モータースポーツ学部などがあり、F1についても詳しく学べる。」

 

でもイギリスですよ?
勉強さぼって、センター試験さえ受けたくない人がいけるものかと、はじめは思いました。

しかし調べれば調べるほど、この意見が僕の中で大きくなっていきます。

 

本気で夢、叶えたいんやろ?

心の中で渦巻く思いが、だんだんと1つの方向に進んでいきました。

 

問題はどうやったらイギリスの大学いけるか。

恐々と調べてみると…あれ?たいしたことない。

けど意味が分かりませんでした。IELTSとか、良い成績が必要など。挙句の果てには、志望理由書や推薦状で決められます、と。

基準さっぱり意味わかへんやん!というのが感想でした。

行き詰ったときは…そう!知ってる人に聞く!

学校の英語の先生が、イギリスの大学院に行った経験があったので、その人に聞いてみたり。

そしてbeoがやっていた留学フェアに参加してみたり。

 

そんな感じで、だいたいの目指すところが分かりました。

 

サウサンプトン大学を選んだ訳

F1のエンジニアと言っても、いくつかの分野があります。機械系だけでなく、電気系や、空力系があります。

僕が最も興味を持ったのが、空力。空気を利用して、マシンを速く走らせることです。簡単に言ったら、空気抵抗を減らしたりするやつです。

ケンブリッジやオックスフォードなどは、ファウンデーションコースから行けなかったので、それ以外の大学で考えることに。A Levelを受けるには、時間も手間もかかり、親の了承も得れなかったので。

参考:日本の高校からイギリスの大学に行く方法

空力について学べる大学で、それなりにレベルが高いところ。そしてF1とのつながりが深いところ。それに当てはまったのが、サウサンプトン大学だったのです。

参考として、他に考えたのは、機械系を目指してラフバラ大学。もしくは大学ランキングでは真ん中らへんに位置する、オックスフォードブルックス大学や、ブルーネル大学です。

まあサウサンプトン大学は、今までにもF1エンジニアを輩出してきた、ある意味F1の名門校の1つでもあります。

 

僕がイギリス・サウサンプトン大学を選んだ経緯・動機はこんな感じです。

人それぞれ、その人に合った選択肢があると思います。
しかし日本の中だけで考えるのはもったいない。

大学に入ってからでも、大学院を海外にすることや、海外の大学に編入することもできます。

忘れないでください。
選択肢は世界中にあります!

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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