イギリスに留学する理由は、目標を考えれば当然の選択だった

こんにちは、イギリスで大学生してるわたぽんです。

イギリス生活も2年目に入り、今年はイギリスの他の大学へ通っている方や、交換留学などでイギリスに来ている方とお話しする機会がいくらかありました。同じ工学について学んでいる人から、スポーツ、芸術、デザイン、アフリカの何かをやってる人など、専攻は色々。文学や芸術に疎い僕ですが、誰とでもちゃんと話せるのが「なぜイギリスに来たのか?」というテーマ。留学の動機についてです。

しかし、そう盛り上がる話題というわけではありません。話しのきっかけにはなりますが、これだけで話しを続けるのは困難です。なぜなら、特にイギリスの大学に進学した人にとって、イギリスに来たのは必然的で当然の決断であることが多いから。

目標があれば、その達成のための道筋を考えていきます。すると、おのずと行くべき場所が見えてきます。そこへ行きます。それは当たり前のことです。例えば留学先に悩むなんてことも、この単純な過程を通していけば行くべき先が分かります。ですが、自分の行くべき場所に行かない、行くべき場所がどこなのか考えない人が、まだまだたくさんいると思います。

では質問です。あなたはちゃんと、行くべき場所が見えてますか?そこに行ってますか?
“YES!”と答えられるなら、この先は読まなくてもいいでしょう。他のこと、例えばおいしいごはんについてでもお話ししましょう。
”No”の人は、もう少し、同じテーマで話しませんか?

 

僕がイギリスに来たのは、そこが僕の夢を叶えるのに一番の場所だから

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「なぜイギリスに来たのか?」についてちゃんと話せると書きましたが、それは自分もしっかり話せることがあるからです。

僕の目標は、F1マシンのエンジニア・デザイナーとして、最速のマシンをデザインすること。F1というレースの世界で働くにはいくつかの方法がありますが、最も分かりやすくかつ王道なのが、F1チームに直接就職すること。そしてF1チームの本拠地・ファクトリーはほとんどがイギリスに集まっていて、F1チームへの就職情報も、イギリスに多くが集まっています。
いわば、F1の中心地:イギリス。

一方、日本からF1チームへの就職を目指すのは、かなり遠い話です。つまり、日本よりもイギリスに行く方が、F1に携われるチャンスがあるのです。

だから僕は、イギリスへやってきました。

 

チャンスがある場所に移動するのは当たり前のこと

夢や目標があるのに、同じ場所に居続け、チャンスが来るのを待っている人がいます。そしてそういう人に限って、「チャンスがない。うまくいかない。」と言います。

夢を叶えるためのチャンスが少ない場所に居続けていては、それは当然、夢を叶えられる可能性が下がります。相当優秀な天才でもない限り、場所はとても重要。同じような実力を持った人は世界中にたくさんいて、その違いを生み出すのは、ちょっとした運だったりします。その運をつかみ取るためには、最適な場所に移動するべきなのです。

昨日読んだ本に、面白い表現がありました。

「釣り人は魚の集まるところへ移動する。」

チャンスを求めて移動するのは、釣り人が魚を求めて移動するのと同じということ。ごく自然なことです。魚を獲るのが仕事なのに、魚のいないところで網を仕掛ける人はいません。いたら多分、その人は副業がうまくいってて魚を無理に獲らなくてもよいか、ただのバカです。

お魚のおかげで、チャンスをつかみ取るために移動せよというのが、大げさではなく、当たり前のことだというのが分かったと思います。

ちなみに読んだ本は、漁師になるためのハンドブックではなく、ただのビジネス書です。面白いしビジネス初心者には分かりやすい本ですが、無理に買う必要はないでしょう。まあ一応紹介。

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留学やワーホリは、いわばチャンスを増やすための手段の一つ

チャンスを増やすために移動するのがふつうのことだとしても、そのチャンスが海外に転がっている場合もあります。そこで僕がしてる留学が、一つの手段として挙がってきます。留学やワーキングホリデーというのは、いわば夢を叶えるチャンスを増やすための手段です。

例えば海外の大学に進学すれば、現地就職というのが現実味を帯びてきます。例えばイギリスの大学に行っている人の方が、日本の大学に行ってる人よりイギリスでの現地採用をゲットしやすいのは明らかです。イギリスで就職するのが目標達成のための一つだとすれば、イギリスの大学に行く、つまり留学する方が良いですよね。

また、そこまで言わなくても、イギリスにチャンスが転がっているなら、どんな手段を使ってでもイギリスに滞在し、チャンスを掴みにいくべきでしょう。旅行目的では、イギリスは6ヵ月までしか滞在できませんが、ワーキングホリデーなら2年まで、留学なら頑張ればもっと、滞在できます。これが、留学やワーホリは手段の一つという意味です。

僕は決して、留学しよう!と言っているのではありません。留学はあくまで夢を叶えるため、目標を達成するための手段であって、いつも留学がベストだとは限りません。留学は基本、お金がかかるものです。もしかしたら、現地へ飛び込んでただ働きする方が良いのかもしれません。

 

わたぽんのまとめ的なにか

留学に行くというのが、ある意味必然的であるということが分かっていただけたでしょうか?
あなたには目標がありますか?今、それを達成するために最適な場所にいますか?いないなら、それはチャンスを逃していることになります。どうしても叶えたいことがあるなら、そのために行くべき場所をしっかり考え、実際に行くようにしましょう!

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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