とある留学生の英国写真集 – インスタグラムを新しく作りました

ブログで書き忘れていたのですが、インスタグラムの新アカウントを開設しました。

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タイトルをつけるとすれば、「とある留学生の英国写真集」(そのまま)。

振り返ってみれば、イギリスでの長い留学生活の中で様々な場所に訪れ、結構な数の写真を撮りためてきました。コーンウォールやコッツウォルズ、スコットランドにも行ったし、ロンドンにも数回訪れた。おいしそうなスコーンとクロテッドクリームの写真も撮ったし、息を飲むようなスカイ島の景色も収めてみました。

だけど、ブログで写真を挙げる時はあくまで文字の補助的立場。あるいはツイッターでなんの脈絡もなく挙げられ、流れていく。正直もったいないなーと。

しかし、僕の写真に個展を開くような価値があるとも思わない。むしろテーマ性なんて皆無で、その時の気分で集まったバラバラ写真群。そこまではする必要はない。

だから例え一枚一枚に力がなくても、もしかしたら集まった時に良い感じになってくれないかなって…そんな期待も込めて。

そして、ハッとするような場所ばかりじゃなくて、普段の生活から得られる写真もボチボチとアップしてみようと思っています。その辺のパブ、カフェ、食事、その辺の自然風景、観光地ではないけどイギリスらしいなーと思う建物。僕は別にイギリスファンでもなければ、今となってはイギリス嫌いでもなくなりました。(以前は嫌気がさしてた…。)だからこそ、少し離れた視点からイギリスの様子を伝えられるんじゃないかなと思っています。淡々と、適当なコメントをつけて。

The Churchill Arms – London タイ料理で有名なパブ。パッタイを食べながら、イギリスのエールビールを飲める。おいしくてお手頃な場所。 ⠀⠀ ⠀⠀ #わたぽんworld #英国からの便り #英国 #イギリス #ロンドン #留学 #イギリス留学 #海外 #ヨーロッパ #イギリス生活 #イギリス旅行 #英国留学 #パブ #ビール #ランチ #チャーチルアームズ #タイ料理

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少し話はそれて機械の事なんですが、機械物というのは使いすぎると壊れてしまいます。同時に、利用せずに放っておきすぎても簡単に壊れてしまいます。車は時々走らせないといけないし、スマホだって長い間使わずにいると、簡単にバッテリーがへたってしまう。

そして僕は、写真にだって似たことが起こってるんじゃないかなと思っています。何枚撮っても、どんな内容であっても、ハードディスクの中で眠らせ続けていると、腐ってしまうんじゃないかと。長い間持つと思っていても、気づいた時には腐ってしまっていたりする。昨日僕の冷蔵庫で見つかった、消費期限切れのチェダーチーズのように。

もちろん実際にJPEGファイルが腐るわけないし、保存は保存。データ自体を壊さなければ、いつでも取り出せます。が、あくまで概念的な話として。だから日の当たるところに置いておきたかった…という思いもあります。

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「黒帯入ってるのいいね!」

 

そう言われることもあるんですが、これは僕の大好きな映画の影響です。

タイトルは“Tinker Tailor Soldier Spy”。

この映画に黒帯が入ってるんですよね。冷戦時のイギリス諜報機関を描いたフィクション。007のような息を飲むアクションシーンはないし、むしろ華やかさというものがこの映画には欠けているかもしれません。淡々と推理や諜報が進んでいく様は、カーチェイスよりもむしろ将棋の竜王戦に近い。静かにウィスキーが飲まれ、コソコソと登場人物達は動いていく。

落ち着いた色調はイギリスの雰囲気を最もよく引き出している。(つまり、落ち着きと暗さ。Keep calm and carry on.というかの有名なイギリスの標語がちょうど合う。)
この映画には、僕の好きが詰まっています。

 

邦題では「裏切りのサーカス」というらしい。邦題タイトルのかっこよさについてはコメントを控えるけど、ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、マーク・ストロングというイギリスを代表する俳優が顔を揃える中、これまたシャーロック等で有名な俳優、ベネディクト・カンバーバッチがあくまで脇役を演じているという、超豪華な作品。

何度でも見れます。
というか、何度か見ないと話を理解できないでしょう。元MI6諜報員の描く小説が原作。この頭脳戦はかなり見ごたえがあります。

裏切りのサーカス (字幕版)

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逆に、もしこの映画が好きな人がいれば、なんとなく僕のインスタグラムも楽しめるかもしれません。あるいは、そうであってほしいなと願っています。

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もしかしたら、他のヨーロッパ諸国を旅行した時の写真が混じることもあるかもしれません。いつかスイスへ行った時の写真や、アイスランドでの写真も少しだけおりこんでみても良いなとは思っています。でもテーマはこのままだし、雰囲気もこのままになります。僕は淡々とアップしていくし、淡々と「ああ、イギリスか」と楽しんでもらえたらなと思います。

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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Comment

    • Ken
    • March 2nd, 2018

    留学の準備中によい記事に巡り合ったのでコメントを。
    Tinker Tailor Soldier Spy は僕もお気に入りの映画です。狭苦しい会議室の雰囲気がまさしくイギリス映画の真骨頂だと思っています。
    留学先は「とりあえず英国」な段階ですが、このブログが励みになりそうです。

    • ブログに訪れてくださり、ありがとうございます!
      個人的には、薄っぺらくパサパサした食パンをムシャっと音を立てながらかぶりつくところとか、とてもイギリスらしいなと妙な親近感を覚えます。笑

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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