イギリス・バーミンガムで開かれたAutoSport主催のヨーロッパ最大のモータースポーツショーがすごい

毎年1月、多くの車関係のレースはシーズンオフとなるこの時期、イギリスではヨーロッパ最大のモータースポーツだけにしぼった展示会、”Autosport International – The Racing Car Show & the Performance Car Show“が開かれます。今回はこのモータースポーツショーの様子などを紹介します。

 

Autosport International Showとは

イギリス・バーミンガムで毎年1月に開かれるモータースポーツの展示・ショーイベント。F1、ラリー、ストックカーなどのレースカーの展示の他、最新のスポーツカー(フェラーリやランボルギーニ等)、昔のレースカー、さらにはエンジン、各種ねじ、レーシングスーツの紹介ブースなど、レースに関するありとあらゆるものが集まっています。展示だけでなく、各種レーシングカーが実際に走るショーや、カートもできます。

 

場所・行き方

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会場はバーミンガムにある巨大展示施設、NEC。言うなら幕張メッセの仲間。バーミンガム市街地からは電車で10~15分程度。”Birmingham International Station”という駅と会場がつながっていて、ロンドンからも直通で来れ、便利です。

 

バーミンガム市街地からの場合、”Birmingham New Street Station”から乗る場合が多いと思いますが、電車には2種類あり値段も違ったので注意。「通常チケット」と「Virgin Trainのみのチケット」があります。Virgin Trainとはイギリスの電車の一つなのですが、Virgin Trainのみのチケットの方が安いです。その分電車の間隔が30分に1本ぐらいになってしまいますが、事前に時刻を調べておけば問題なし。

バスも走っていて電車よりも若干安いですが、電車の方が全体的には便利だと思います。ではイベントの様子をまずは写真でどうぞ。

 

モーターショーの様子

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イギリスのレースチーム”McLaren”のスーパーカー

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新しく始まった電気自動車レース”Formula E”のマシン

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レースゲームも本格的に。見つけただけで4つのレーシングシュミレーターを体験できます。(有料の場合あり)

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最新のF1マシンも、至近距離で。

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McLarenのブースは”McLaren Honda”へと既にチェンジ。2015年からのタッグが楽しみ。

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車よりお姉さん?が気になる人、ちゃんといます。

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ブレーキディスクの展示・紹介。細かい部品までブースはありました。

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元F1ドライバーのデイビッド・クルサードがゲストで来場。F1についてのトークイベント。ちなみに2014年にケータハムで少し走ったウィル・スティーブンも来場していました。

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もちろん、イギリスの超人気番組TopGearの飼いドライバー”The Stig”も来場。(別に呼ばれてません)

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ショーも充実。レーシングカーが実際に走るのを楽しめます。ゲストで登場した2002年のラリーの世界チャンピオン、Petter Solbergはドリフトで観客を魅了。写真は「タクシーvsミニキャブ」です。笑

 

イギリスで初めて、レース関係のイベントに行ったのですが、規模の大きさに圧倒。日曜日ということもあったのですが、多くの人が訪れていて、文化としてのモータースポーツ人気を感じました。年齢的にはおじいちゃん世代と孫というセットが結構ありましたね。

扱っていたのはF1などの有名どころだけでなく、イギリスの草レース的存在のマシンも多く展示されていたのが良かったです。しかしなんといっても最大の見どころはレーシングカーによるショー。目の前のショートトラックを、各種マシンが高速で走りぬけて行く爽快感と騒音は感動物。たまにネタ系(先ほどのタクシーvsミニキャブなど)もあっておもしろかったです。

問題点をあげるなら、飯のもーたー高さとまずさでしょうか。超高価なホットドッグが冷凍でまずいなんて当たり前です。イギリスであることに変わりはありません。かばんにサンドイッチでもしのばせておくと良いでしょう。

2015年は一日券で手数料込で34ポンド。当日に会場で買えば35ポンドでした。クラークへ荷物や服を預ける、公式パンフレット冊子の購入なども会場でできましたよ。ちなみに最終日の最後の最後まで残っていると、レーシングカーのカレンダーやポスターの割引の他、F1雑誌の最新号を無料でもらうことができました。

 

まとめ

ただかっこいい車が見たい人、自分で車を改造したい人、誰かにお土産を買いたい人、最新マシンを詳しく見たい人…モータースポーツ好きならどんな人が来ても楽しめる、そんな空間でした。34ポンドと決して安くはないですが、日本ではない体験を味わえると思います。

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

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高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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