【留学でこそ失敗しよう!】新しい場所では挑戦と行動力こそが大切という話
こんにちは、イギリスで大学生してるわたぽんです。
留学とは、”結果を残しにいくもの”という認識があると思います。だからなのか、「成功する留学」とか、「留学で最大限の成果を残す」とか、”うまくいってなんぼや”っていう考え方が世間的には多いようです。
でも最近気づいたんですが、これって留学中に足かせになってません?
僕はこう考えるようにしています。
「失敗してこそ、留学だ。」
留学で失敗しなくて何するの?
留学の期間は、限られています。多くの人は数か月だったり、一年だったり。僕のように数年間かけて行く人でも、いつかは終わりが来る。
その限られた時間の中で大事になるのは、行動力だと思っています。だらだらしていては、最初は長く感じた留学期間も、あっという間に終わり。いかに動くかが大事。限られた時間の中で、どれだけ挑戦できるか。
そうして新しいことや、自分の限界なんかに挑戦していくと、失敗します。絶対に。
僕たちはクサい三流映画に生きているわけじゃありません。現実に生きてます。成功よりも、失敗の方が圧倒的に多い。もし失敗をしない生活をしようなんてすると、新たな一歩を踏み出せなくなります。
留学中に一歩踏み出さなきゃ、正直日本でなんとなく生活するのとあまり変わらない。留学にそんな想いで来たんじゃないはず。何か目的・目標があって、遠い国まで飛んできた。
だから、失敗する。
恥をかく。
失敗しなくて、逆に何するんですか?
失敗こそ、留学中に一番すべきことじゃない?
その先に、きっと何かつかむもの、学べることがあるはずです。それを学ぶのが、留学の目的の一つじゃないかなと。
留学は失敗しやすい環境
成功ばかりを夢見ると、失敗が怖くなりがち。でも留学って実際、失敗をしやすい環境でもあります。そこで気になるポイントが二つ。
まず、ネットで見てみると、案外失敗談が載っていることです。
多くの人は、「留学の失敗談が少ない!成功体験ばかりじゃないか!」と言うっぽいのですが、実は失敗や苦しんだ部分もちゃんとネット上で書かれています。ただ、ちょっと補正がかかってたりする。ポジティブに受け止めすぎてたり。笑
失敗談を見たい方は、個人の留学ブログを見るのが良い。もしくは、留学中かつキャピキャピしていない人をTwitterでフォローしましょう。留学中の失敗が、ちょくちょく出てきます。
(補足:たいていの場合、失敗して終わり…というより、過去に失敗したけどなんとかなったで~というものが多いです。)
僕自身、下剋上的な勝ち方が好きなこともあり、色々な留学中のストーリーを好んで読んでました。すると必ず、”うまくいかない時“が出てきます。ああ、なんや、皆つまづいてるやん。と、ちょっとほっとします。
僕もいくつか失敗系のこと書いてみてます。
多分、一番本質的なのはこれ。
飲みすぎて倒れた時のこと(一応失敗)
ロードバイクだって盗まれた(これも一応失敗…笑)
そしてどうにもならなかった、留学一年目のこと。
実は鬱にもなって、ベッドから立ち上がれなくなった時もありました。フラットメイトと2ヵ月話せず、部屋に籠ってばかりいた時期だってありました。これからも失敗談は、たくさん書ければと思ってます。
さて、留学での失敗で気になるもう一つのポイント…それは「日本よりも周りの目が気になりにくい」ということです。
そもそも僕らは、遠い(僕はイギリスなので、日本は遠くて未だ謎多き)国から来た、よく分からない人(達)です。しかも英語喋れない日本人が多いときた。元々、期待されなくて当然。だから失敗したって、そんなに気にすることはない。その分、うまくいった時の上り幅が大きいしね。
それに日本に比べると、他国は失敗に対して寛容というか、いちいちうるさくないってのもありますね。そりゃ原因追及や反省は、しっかりします。でもなんというか、無用なうるささ・雑音は少ないかと。大学という場所柄もあるんでしょうけど。社会人なればいくらか変わるかも。
まあ、失敗しようぜ。
成功しない留学があったっていい
「成功しない留学」…なんて煽り文句、この世にはありません。逆ならあるけど。
留学では、誰もが”成功“を目指して、又は夢見ていると思います。例えば、ネイティブと英語喋れるようになって帰ってくるんや~、とか。
それは間違ったことではありません。むしろ、必要です。
ただ、あまりに”うまくいくこと“に捕らわれすぎて、「失敗して留学中に結果残せなくて帰国なんてなったらどうしよう…」なんてなったら、尻込みしてしまいますよね。
でも、うまくいかない留学があったっていいじゃないんですか?
留学中に成功しなくたって、失敗したって、留学を終えた後、学んだものが残るはずです。そしてそれは結構、これから生きてく上で、案外重要なことが含まれていたりするんです。自分自身の性質とか。学べるのは世界のことだけじゃないんです。
留学はあくまで過程。
留学からなるべく多くを学び取るなら、留学中になるべく多くの失敗をしなきゃいけない、ぐらい。もがいてもがいてその先に、何か大きく学べるものがある。僕はそう信じていますし、いつも失敗から多くのことを学んできました。
そしてその学んだことを活かして、この先の世界で大きく羽ばたいてやるんだって。
わたぽんのまとめ的なにか
「留学は成功させよう!」と皆が言うなら、僕は「留学やし失敗してこー!」と言います。
そりゃ成功できれば最高です。でもそのためには、幾度もの失敗が必要なのは忘れずに。
ちなみに「失敗を恐れて何もしないのが、最大の失敗」だと思っています。さあ、今ここで最大の失敗を教えたんですから、同じ失敗犯さないでくださいよー。笑
以上、わたぽんでした。ほなね!
わたぽんの簡単な自己紹介
わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら
ブログ「わたぽんWorld」について
僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!
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