エストニアのタリンで初めてプロブロガーさんに会って、自分の世界を広げるって良いなって思ったこと

こんにちは、イギリス留学中のわたぽんです。

夏休みに入ってバルト三国へ行ってみたのですが、バルト三国の一番上にあるエストニアでは、初めてプロブロガーさんとお会いできました。Kankeri02というブログを運営されているおのだまさしさんです。上の写真の猫は違いますよ。

2015年6月現在はエストニアのタリン滞在中で、もうすぐ他の国へと移動されるとのこと。ギリギリのタイミングで、運良くお会いできました。

 

初めて会ったプロブロガー

おのださんは「Kankeri02」というブログで、ブログを中心としたウェブで生計をたてておられる方です。おのださんのプロフィールによると…

主にマネーハック(クレジットカード、お得情報)、ケータイ(MNPお得情報が中心)、海外口座・投資、海外ニュースが中心となります。またエストニアの現地情報も発信中です。(運営者について/kankeri02)

とのこと。ウェブで稼ぎながら日本を出て、エストニアに滞在してるとはすごい方です。

プロブロガーというと、まだまだ変な目で見られる節があります。かくいう僕も、ブログを書き始めた1年ほど前には「ブロガーってなんかあのちょっとパソコンができる変な人達でしょ?」なんて本気で思ってました。てかほんまにいるんかいなって感じでした。

しかし僕は、プロブロガーというのはこれからの時代のニーズではないかと思っています。いうなら雑誌の編集長、もしくは現代の作家の一つとも言える。プロブロガーとはそんな方たちではないでしょうか。ネット上で仕事を完結でき、特定の場所に定住する必要がない行き方。ノマドライフという言葉が流行ってたりしますが、人がどんどん移動していく時代にあってはまさにぴったしな生き方の一つでもあります。

と、少し大それたこと言ってますが、こんな感じでおのださんとお話しして思ったことなどをもう少し綴っていきます。

 

海外に住むということ

ネットがどんどん発達していく中、もはや一つの場所、国にとらわれるような時代ではありません。海外への移動や移住も、ネットでの情報を集め、参考にして行動に移しやすくなりました。一方、ビザにより移民の流入を制限したり、観光客も滞在期間を制限されるなど、なにかと制限が多い世の中でもあります。

海外移住を夢見る人はいくらかいると思いますが、実際ビザの問題はとても難しい。特にヨーロッパの国では、就労ビザや起業ビザを取ることは簡単なことではありません。

実際、おのださんもエストニアで起業しようと渡られたのですが、このビザの前にエストニアに移住しての起業はできませんでした。

僕も将来イギリスなどの国に住むのかなーなんて考えたりしますが、ビザ取得は難しい。なんでかって言うと、「国」があまり多く移住してきてほしくないと思っているから。

でもなんだかそれって時代の流れに矛盾しているような気もするのです。ホームレスのような人達がわんさかやってくるのならさすがに困りますが、ふつうにお金を稼いでる人が「国」というくくりの元移住を必要以上に制限しているのは、考えが古いんじゃないかと思います。

究極的には自分たちが生まれた国によって、不用意な制限の元移動できないなんて、せっかく世界中がネットでつながってきてるのに何か違うんじゃないでしょうか。

具体的にこうしろってアイデアがあるわけではないのですが、国という概念を超え、その先で物事を進めるべきだと思うんです。ビザの問題というのは、その表面化してることの一つ。

おのださんはエストニアへの移住は既に断念されたのですが、この先もおもしろそうなプランがあるようでした。個人的にも海外への移住というテーマに、興味があるのでおのださんの今後から目が離せません。笑

 

今の環境を最大限に利用する生き方

こちらはアドバイスとしてももらったのですが、プロブロガーというのは今ある環境を利用するのがうまい。

例えば一緒にランチしたのはエストニアの首都、タリンにあるSt. Patrick’sというレストランでしたが、おのださんはしっかりブログでも紹介されています。

DSC_0512

おいしかったです。イギリスでひもじく自炊生活してる僕はステーキなんて久々だったのでめちゃくちゃ嬉しかったです。日本人の口に合う味付けで、サイドにあるガーリックソースが口の中のリフレッシュにもなって良かったです。

まあステーキはおいといて…プロブロガーというのは周りの環境を活かして仕事につなげています。僕たちは何か特殊な技術をもって職を得よう等と考えたりしがちですが、今ある環境を最大限に活かすことも大切です。

今の環境を最大限に活かすには、常にアンテナを張り情報収集することが大事。まとめブロガーなんてその集めた情報だけで収益につなげてますからね。今ある環境を利用するというのはバカにできないです。おのださんの場合も、エストニアのことも紹介することで、「エストニア」とググれば1ページ目に表示されるブログへと成長させてました。

僕ならイギリスのことについて書くとか、まあそんな感じ。当たり前のように聞こえますが、実際抜けてるところって多いんじゃないでしょうか。自分では当たり前だけど他の人にとっては当たり前でないことが重要だから、気付かない人も多い。

別にブログに限らずとも、新しく発表されるサービスなんかは、当たり前のようで当たり前じゃないことをついたものが多いです。

そう考えると、このなにもかもがあるかのように見える世界には、まだまだすべきことがたくさんあるんだなーって思えます。気が楽になるし、やることはたくさんあるぞと頑張れます。

 

まとめ的ななにか

ランチをいただいた後は、その週末にやっていたイベントに一緒に行ってみたり、旧ソ連の趣が感じられるマーケットに行ってみたり、自分一人だったら気付かなかっただろうなってところも案内してもらいました。おのださんは韓国人の奥さんとご結婚されているのですが、エストニアでとても楽しそうに生活されていました。それは僕が1年前に思い描いていたプロブロガー像とは明らかに違います。偏見に満ちた世界をいくらか小さくでき、またエストニア在住プロブロガーとして、僕とは全然違う世界の話も世界も覗けて、とても面白かったです。

お互いの世界が広がるような出会いがたくさんあると良いですよね。僕も何かみんなに新しい世界を見せれるようになりたいな、と。

さて、イギリスに来たらロンドンとかで案内しますねー!って軽く言ってしまったので、ロンドンのおすすめレストランやスポット、豆知識なども集めたりしますか…。笑

レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方


僕の尊敬するブロガーさんも共著の本。ブロガーって、傍から見るとレールの外に見えるよね。

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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