プロブロガーのタクスズキさんから学んだ、駆け出しブロガーが人気ブログを作るために知っとくと良い21個のこと
こんにちは、イギリスで大学生してるわたぽんです。
日本に一時帰国中に、運良く地元に来られていた、尊敬しているプロブロガーであるタクスズキさんとお話しする機会がありました。ブログをやってる方なら知ってるかと思いますが、「ブログで飯を食べてる人」です。タクスズキさんのブログ「らふらく^^」のページビュー数では、月間最高85万PVもいったそうな…。
そんなタクスズキさんとの話を振り返り、駆け出しのブロガーが人気ブログを作り、ひいては「ブログで飯を食う」ことを目指す人が知っておくと良さそうなことを、忘れない内に取り急ぎまとめました。ブログ作成ヒント集としてどうぞ。
ちなみに僕はブログで飯を食うよりも、イギリスの学費に充てたいです。笑
タクスズキさんと話して学んだこと
タクスズキさんとは急に会えることになったので、話の内容もインタビューと言うより、居酒屋したちょっと真面目な話って感じでした。駆け出しブロガーの一員として、当事者的に聞いて学んだことを、メモ風にまとめていきます。
オリジナリティが重要
これからブログでアクセス数を集めていくには、オリジナリティが重要。まとめサイトなんてやっても、圧倒的多数でガンガン更新してくる”Naverまとめ”や”Retrip”、”Mery”みたいなとこには勝てそうにありません。
何か自分のオリジナリティを、内容や書き方にも出していく必要があります。
微妙でも続ければ良いことあるかも
ブログを書いていくと、必ず「これ、微妙やな~」というテーマが出てきます。しかし、初めは”微妙”と思っていても、書いている内にどんどん良い方向に進んでいくこともあります。
タクスズキさんの場合、それが顕著だったのが”おすすめご飯処紹介”だそう。おすすめの居酒屋等を紹介してく内に、友達やファンの間で反響を呼んだり、外部メディアから声がかかったりと、良い流れを生み出しているそうです。
過去を振り返れば厚みが増す
ブログを書くときに、「過去」のことを書くよりも、「今」に焦点を当てた方が良さそうに思います。
でも、「過去」について書くことは決して悪いことじゃありません。逆に「過去」を「今」の視点から振り返ったりすることで、ブログに厚みが増していきます。僕も今を生きているのだからと過去のことはなるべく書かないようにしてましたが、意欲的に書いてみようと思います。
バズるのはめんどい
“バズる”というのは、ブログを書いている人の間では一つの目標みたいになっています。しかしタクスズキさんからすると、バズるのは面倒だと。
バズると世の中に一定数いる”めんどくさい奴”がいちゃもんつけてきて、その対応に追われるのは時間の無駄だからだそう。決して「バズる=正義」ではないようです。
ただ、初心者にはバズるのは良いよー
とはいっても、まだまだ駆け出しのブログにとっては、バズるのは良いこと、目指すべきことでもあります。
と言うのも、いちゃもんつけられる面倒さよりも、ブログを認知してもらったり、被リンクをゲットしたり、新しいファンを得たりする効果が大きくなりえるからです。目安としては、月10万PVだったり20万PVってとこでしょうか。
リライトの重要性
ブログは書きっぱなしにするよりも、どんどんリライトしていく方が役立つ記事に仕上がります。
ブログを書いている内に、情報が古くなったり、新しい知見を得たりします。だから一度書いた記事でも、その時にベストだと思う仕様にどんどんリライトしていくべきです。話を聞いた後、実際にタクスズキさんのブログを見てみると、たしかに後で付け足したんだな~と思う点が大量に見つかりました。
ここで一つ意識したいことは、「他記事とどんどんつなげていく」ことでしょう。関連記事をリンクさせていくことで、ブログの巡回率も上がります。
やっぱりブログ書くの好きなんだー
タクスズキさんは「ブログで飯を食う」と言ってるだけあって、ブログを書くことが好きで、かなり楽しんでやっていました。ブログを読んでみても伝わってきます。当たり前のことですが、やっぱり”好き”というのは重要なファクターなんだと思いました。この記事なんかが参考になります。
参考記事:所ジョージさんの名言「苦労とか努力っていう人はたぶん才能ないんだと思う」から考える諦めの重要性 – らふらく^^
先輩ブロガーが凄いからと言って、全てを真似てはいけない
タクスズキさんは確かに凄いブロガーさんです。そして凄い先輩ブロガーさんを見習うことは、人気ブログを作るための早道です。
ただ、だからと言って彼の手法をすべて真似るのは間違っています。
タクスズキさんは駆け出しの頃、”まとめ記事”でアクセスを稼いでいたそうです。しかしこれはまだまとめサイトやバイラルメディアで飽和状態になる前の話。2015年の今、新たに個人でまとめ記事ばかりでアクセスを稼げるかというと、かなり厳しいです。時代の変化です。
古い部分はそのまま手法を活かすというよりも、重要な根幹部分を自分に活かすことが必要です。
ちなみにこの記事自体がまとめ形式になってますが、引用は一切ないのでまた別と考えていますが…どうでしょうか…。笑
人から聞いて分かる自分の長所?が分かる時もある
タクスズキさんとお話ししていて、たまたま野球の話になりました。(ナンデヤネン。)タクスズキさんは僕よりも8つぐらい年齢が上で、僕が見ている野球の世代とはずれる部分があって普通です。
しかし僕は2003年からの野球しか生で見たことがないにも関わらず、やっていた野球ゲームが、パワプロの1997年辺り~2001年ばかりだったということで、タクスズキさんの世代のことも話が分かり、盛り上がりました。僕としては当たり前なことだったのですが、タクスズキさんにとっては「若い人が少し古い時代の野球を知っているなんて」と思われたそうです。
これが長所と言えるかは危ういですが、長所は人が気付いてくれることもあります。人と話すときは、相手の驚きや関心することに注意を傾けてみましょう。意外なことが、実は長所だったりします。
人づての情報を大事にすべし
もう一つ人に関して重要なことは、ネット時代の今だからこそ、「人づての情報を大事にすべし」ということです。
ネットで情報を集めることもできるけど、人から聞いた情報にこそ価値がある場合もあります。旅先でのブログネタなんかは、特に人づてに聞いたことの方が珍しく、ネタになりやすいこともあります。ブログと言うネットの世界でも、リアルは大事ですね。
ブロガーはちゃんと”仕事”をしてます
タクスズキさんにブロガーとしての一日を聞いてみると、変な言い方ですが、ちゃんと”仕事”をされていました。
以前とある記事で一日7時間書いてると語っておられましたが、ブロガーだからと言って、「自由奔放で好きなことしながらゆるーく生活してる」というのは、若干誤解があるように思います。
あくまで他の人が会社で働いたり、営業に出かけたりしている時間をブログ執筆に割いているだけで、働くことに変わりはありません。もちろん、書く時間や場所に融通は効きますが。
MacBookを使う理由はブログ執筆に良いアプリがあるから
僕自身はAppleのMacBookを持っていないのですが、ブロガーさんの多くがなぜMacBookを持っているのかなーと疑問に感じていました。
そこでタクスズキさんに教えてもらったのは、MacBookにはWordPressでのブログ執筆に適したアプリがあるということです。
たしか、MarsEditというアプリ。5000円近くしますが、その価値はあったと言っておられました。(2015年当時)
名前が単純すぎればペンネームは重要かも
ところで、”タクスズキ”ってなんでカタカナやねん?!とずっと思ってました。しかもちょっと探せば、すぐに本名も出てきます。ですが、実はこのペンネームも、考えられたものでした。
タクスズキさんの本名では、一般的すぎて同名の人が検索でいっぱいひっかかるそうです。だから、“タクスズキ”と少しペンネームをひねることで、自分を検索で探しやすいように工夫されているとのことです。
ちなみに僕は”わたぽん”として書いてますが、どうしても遊戯王カードのわたぽんに検索順位で負けてしまいます。間違えないように注意。
上から言わず、フラットに話してくれる
タクスズキさんと話していて思った人柄については、上から言いつけるようなことはしないなーということがあります。あくまで、「僕はこうしてるね~」とか、「こうやるのは良いことだと思うよ~」とか、フラットな目線でお話ししてくれます。
このフラットな目線で話しができるというのは、ブログ執筆において重要なことの一つであると思います。
“押しつけ”ではなく、”提案”。
丁寧
もう一つタクスズキさんについて感じたのは、丁寧な方だということです。
ブログで飯を食ってるなんて聞いたら、イケイケの若者がエネルギー前回で突っ走ってて無礼なところもあるのかと思えば、全くの逆です。
直接ブログに関係あるかは分かりませんが、タクスズキさんの丁寧な姿勢は全てのブログを書いている人が参考にして良いと思います。
タクスズキさんのブログを読んで学べることもまとめておきます
せっかくなので、タクスズキさんのお話しした後に再度彼のブログ「らふらく^^」を読んでみて、学べることもまとめておきます。
学びを共有すること
タクスズキさんは、本やテレビ番組等で得た学びを、ブログで共有されています。時には歌手のGoose Houseさんから、学びを得たりもされていて、その視点の鋭さはとても興味深いです。
ブログで何書こうか悩むときは、自分が学んだことを共有する感覚で書いていきましょう。
テーマは一つだが、内容は多彩なブログ
タクスズキさんのブログの面白いところは、内容は行き方だったり、モバイルWi-Fiだったり、ご飯紹介だったりと色々なのですが、すべてにおいて共通のテーマ「楽しく仕事をしながら生きる」があります。
例えばおすすめの居酒屋を紹介するときも、あくまで目線は「仕事をしている人が夜に行くと良いお店」だったりします。
巷では専門ブログがあーだとか総合ブログはどーのとか言われますが、「専門的な総合ブログ」という線は、かなり面白いんじゃないかなと思います。
愚痴を言うじゃなく、ハッピーを共有する
タクスズキさんのブログの大好きなところは、”ハッピーを共有する”ことを重点においているところです。
以前は愚痴的なことを書いたり、マイナスなことは嫌だ!的な記事も多かったそうですが、先輩ブロガーさんからのアドバイスで”ハッピーを共有した方が読む方としても嬉しい”と学ばれたそうです。詳しいことは、僕の書いた以下の記事を参考に書いています。
参考:読み手がハッピーになれるように…どんなSEO対策やライフハックよりも大切だと思うこと
ロールモデルを得る
人生で良い生き方をしたいのなら、ロールモデルを得ることは重要とタクスズキさんは言われています。
これはブログでも言えて、見習いたいロールモデルとなる先輩ブロガーをピックアップし、書いていく方が良いと思われます。「人生を変えたいならロールモデルに出会いなさい」という記事が響きます。
毎日更新の威力
プロブロガーとしては当たり前なことなのでしょうが、タクスズキさんのブログは毎日更新されています。毎日どころか、一日に2本も記事が更新されたりします。
ところが彼のロールモデルとなっているブロガーのイケダハヤトさんなんかは、一日に5本も更新したりします。だからブログを毎日更新するのは絶対正義とは言いませんが、ブログを習慣的に書いていく基礎作りは、とても大切ですね。
理論に基づいて決められている(?)
タクスズキさんの面白いところは、ブログがとても理にかなっていて、自分でもその理論を実践されているところです。とても理論的なので、学べる点がたくさんあるのです。
とは言え、計算ばかりするのではなく、色々トライしてみて、日々新しいことにも挑戦し、ブログを成長させられています。
憧れの人をフォローし、声をかける重要性
今回タクスズキさんにお会いできたのは、とてもラッキーなことでもありました。
たまたまタクスズキさんが地元に来ておられ、夜ごはんに行きたいところがあるけど誰か行く人いないかな?と探されているときでした。僕もたまたま外をぶらついていて比較的自由が効くときで、SNS上でタクスズキさんがたまたま呼びかけておられたので、思い切ってメッセージを送ってお会いできることになりました。
憧れの人、尊敬してる人は、SNS等でフォローしておくと、良い偶然を生むことがあります。エストニアでプロブロガーさんに会ったときも同じようにん思いました。
また、そこから一歩踏み出して声をかけることも大切です。チャンスは一度きりかもしれません。少しでも可能性があるなら、チャレンジしてみるのが妥当だと僕は思います。僕が目指しているF1のエンジニアの方に会えたときも、思い切ってメールを送ったところから始まりました。
フットワークの軽さは、夢を叶えるためにも大切だと思います。
例えばタクスズキさんに憧れ、ブログで飯を食えるようになりたい!と思うなら、彼が他のブロガーさんと一緒に運営されているオンラインサロンもあるので、参加してみてはどうでしょうか?
わたぽんのまとめ的なにか
タクスズキさんから学んだ、人気ブログを作り、究極ではブログで飯を食うために役立ちそうなことを、自分のメモ代わりとしても書いてみました。細かい部分の掘り下げは、また後日に書いてみたいと思います。
最後に、タクスズキさんはブロガーを目指す人のロールモデルとして最適な一人だと思います。僕は自分自身ブロガーを目指しているのかよく分からないですが、人としてめちゃくちゃ良い人ですよ!
以上、わたぽんでした。ほなね!
わたぽんの簡単な自己紹介
わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら
ブログ「わたぽんWorld」について
僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!
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