タリンの日本人経営の宿:tabinoya(旅の家)は安くて居心地の良いホステルだった
こんにちは、この前バルト三国へ行ってきたわたぽんです。
エストニアの首都:タリンに、日本人の方が経営するホステルがあるってご存知でしょうか?イギリスとかフィンランドだったらまだ驚かないけど、え、エストニア??
宿の名前は「旅の家(tabinoya)」と言います。めちゃくちゃ日本っぽい名前。僕はタリンに訪れたときに2泊してみたのですが、とても落ち着く雰囲気で安いホステルとは思えませんでした。せっかくなので、旅の家の様子を紹介したいと思います。
清潔で落ち着いた内装
旅の家はバックパッカー向けの、こじんまりとしたホステル。木材を利用して温かみをだした、落ち着きのある内装となっています。
ホステルの受付や部屋があるのは、建物の3、4階部分。だから旅の家の受付へは階段を登って行かなければなりません。
結構きついです。
ホステルの中では、日本の家のように靴を脱がなければいけません。その代わりスリッパを貸してもらえるので、ホステル内でも気軽に移動でき、快適に過ごせます。
受付の階にはキッチン、ダイニング、シャワー、トイレ、そしていくつかの部屋があります。ダイニングでは旅行者同士で気軽にお話しできます。
もう1つ上の階へ行けば、共有スペース、8人ドミトリー部屋、シャワーとトイレがさらに2つずつあります。シャワーやトイレはとても清潔。僕が訪れたときはお湯の量が制限されてるのでご協力お願いしますとの旨の張り紙があったのですが、ふつうにお湯が出て快適でした。
上の階のシャワーは鍵をかけることができないのが少し心配な人もいるかもしれません。もし心配であれば、受付の階のシャワーを使えば鍵をかけれるので覚えておきましょう。
旅の家はどうも、古い建物の中を改装したような形に見えます。ところどころレトロな、古き良き部分を残しながらも、木材を中心に温かみのあるモダンな内装を実現していました。証明の配置などを見ると、こだわりを持って改築していったんだなーと思います。
ところどころアンティークな品も置いてあるのが、歴史的な街タリンの雰囲気にもぴったしです。
旅の家でのサービス
旅の家では朝食が無料でもらえます。
パン(食パンではなくパン屋さん風のパン!)とジャム・バターやコーンフレークですが、バックパッカーやお金があまりない人には嬉しい。事前にスーパーでハムや卵を買っとけば、自分で即席のサンドイッチをモーニングにすることもできます。
スーパーで買ってきたものをキッチンで自分で調理することもでき、冷蔵庫(共有)に食糧を保存することもできます。キッチンには各種スパイス・調味料が用意されていて、手軽に料理ができます。
そして旅の家ではなんと、サウナがあります。
通常利用ではたしか5ユーロの追加料金がかかるのですが、4泊以上する方は無料でサウナを利用することができます。エストニアはサウナ大国フィンランドのすぐ近く。北欧でのサウナ、いいですね。安さが売りのホステルとは一線を画しています。
本棚には「地球の歩き方」などの日本語の本もありました。英語が苦手な方には嬉しいですね。
旅の家スタッフと日本人経営者
旅の家は日本人の方が経営されています。が、僕はその日本人経営者の方にお会いすることができませんでした。26歳のときにエストニアへ来て旅の家を始めた方、驚きです。余田さんというそうです。(参考:タリンの旅の家(Tabinoya)は、29歳の日本人が経営しているホステル)
エストニアの地で経営してる日本人…残念ながらお会いできませんでしたが、その代わり可愛いスタッフさん達が迎えてくれました。
あ、写真撮り忘れた。(ナニヤッテンダ)
スタッフの方は旅の家のことだけじゃなく、タリンや周辺の案内にも詳しく、僕もいくらかお世話になりました。みんな英語が上手でした。
他の宿泊者は電球の取り換えなどを頼んでいて、その際も迅速に対応されていました。
宿泊者の傾向
旅の家の宿泊者は、主にバックパッカーや友達同士での旅行者。
そして日本人経営でいかにもJAPAN!!って名前の宿でありながら、泊まってる日本人は少ないです。一説には多くの日本人観光客は、タリンから船で2時間のヘルシンキに泊まって、タリンへは日帰りで来るからだとか。それにしても日本人宿には日本人が集まりやすいので、すごいことです。
ではどんな国から来るのかと言うと、それはもう世界中の色々なところから。僕が訪れたときは香港から来た人が他よりも多かったですが、他にフランス、マレーシア、韓国など様々。強いて言うなら、アジア系の人が他より多いかなという印象です。
タリンには他にもホステルがありますが、旧市街地周辺の立地の良いホステルは賑やかなところが多め。それに対し落ち着いた雰囲気を好む旅人達が、旅の家を選ぶのでしょう。
宿情報(立地、価格)
旅の家は、タリンの旧市街地を観光するには最高の場所にあります。
タリン旧市街地観光の起点、ラエコヤ広場(Raekoja Plats)からすぐです。立地的にも治安的にも最も良いところでしょう。建物のドアには”TABINOYA”との表示があります。
価格は8人ドミトリールームが14ユーロから。女性用ドミトリーの他、ダブルルーム、トリプルルームなどもあります。4人部屋では専用のバスルーム付きで64ユーロから。
他を探せばもう少し安いところはあります。しかし旅の家の立地、安心感、快適さなどを考えると、たとえ日本人オーナーというのを差し引いても、十分良いところでしょう。
予約はBooking.comのような無料予約サイトの他、旅の家のホームページからも予約できます。
タリンへ訪れる際は、ぜひ泊まってみてください。
以上、わたぽんでした。ほなね!
わたぽんの簡単な自己紹介
わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら
ブログ「わたぽんWorld」について
僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!
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