留学は自分次第で何色にもできる

こんにちは、イギリスで大学生してるわたぽんです。

留学話を聞くと、人それぞれ、多彩な話が出てきます。

そんな色々な話を聞き、以前はよく思ってました。
「こんな留学生活いいなあ」。
同時に、みっともなく感じる自分の留学生活。隣の芝生は青いんです。

でも、留学生活の面白いところは、特に正解がないってこと。別に芝生が何色であっても、むしろ芝生が枯れてしまったって、実は良かったりする。そして、自分次第でどんな芝生にだってすることができる。

 

自分の中のあやふやさが生み出す嫉妬

留学する前には、色々な話を聞くことでしょう。苦い思い出もそうですが、どちらかと言うと今日のフォーカスは楽しかった話、嬉しかった思い出。ハワイの海ではしゃいだ、パリのディズニーランドへ行った、友達の家でハウスパーティー、などなど。

まあ、率直に言って羨ましくなります。
少なくとも僕は、そう思うことが多かったです。

僕の留学生活は、特に友達と遊びに行きまくるわけでもなく、ほとんどは大学と家の往復。あとはスーパー、週一のケバブ。特に一年目は、F1のエンジニアになるという夢が陰るほど、漠然としてた時期。ネットで他の留学生の生活を垣間見ては、自分の留学生活はどうなんやろ、と思ってました。

言い換えれば、あやふや。

自分の中で軸となるものがなかったから、あれもいいな、これもいいな、うわあああ、となってました。

そうして他人の真似事を試みるも、やっぱりそういうのって、しっくりこないものです。人によって感じ方は違います。誰しもがハワイの海へ行けば、ハッピーな留学生活を送れるわけではありません。寝る時間を削らなければいけないほど忙しいのが、とても合ってる人もいます。

パーティー三昧
カフェ巡り
大学で忙しさに追われる日々
スポーツで交流

留学生活を充実させるベストな方法は、人によって様々です。自分がどんなことしたいか分かっていない人ほど、色々なことにちょっとずつ手を出して、結局、不完全燃焼で終わったりするんじゃないでしょうか。(手を出しまくるのが良い時もあります。例えば、自分がやりたいことを探してる人にとっては、それこそが適した道の一つ。自分で手を出しまくると決めたなら、それも良い。)

他人の描く絵は美しく、綺麗に見えるかもしれないけど、それに憧れ、振り回される必要はないんです。

 

溢れかえる留学話が教えてくれること

星の数ほどある留学経験談達が教えてくれること、それは、留学生活人それぞれ。そして自分次第で、どんな色にだって、あるいはどんな絵にだってできるということ。

だから僕はこう言います。

 

「自分色の留学生活を、作り出そっ!」

 

興奮しません?目の前に真っ白なキャンバスがあって、どんな色を塗ったっていい。どんよりと雲った空を、赤と黄色の花火で吹き飛ばしたっていい。本当に、なんだってあり。自分の好きな色で、好きなように、塗りつぶす。派手に、時に繊細に。

周りの人がなんと言ったって、自分の絵は君の絵じゃないと言えばいいんです。
流行に流される必要もありません。自分が好きであれば、その絵はかけがえのないものです。

そんなキャンバスに、色を塗りだすのはいつも自分。他人は色塗りのお手伝いをしてくれても、自分が描き出さないと、自分の絵は出来上がりません。

自分でこんな留学にしたいと思い、信じ、動き出すことで、全てが始まる。

留学って、そういうもんじゃないでしょうか。
色々なお誘いもあるかもしれません。例えばパーティー。
行く?いつまでいる?どれだけノリに乗る?テンション上げる?下げる?やっぱり行かない?

あなたの留学が、遊びも精一杯楽しむ!であれば、行く方が良いかもしれません。逆に、勉強に専念すると決めてきたのであれば、今回は断った方が良いのかもしれません。

こういう選択の一つ一つで、留学は変わっていく。充実感も変わる。得るものも変わる。そんな選択達が、もしも他人に流されてしまったら…。

 

わたぽんのまとめ的なにか

これは過去の自分へのメッセージでもあります。自分が何を求めているのか、あやふやになってた。人の見る目を気にし、まるで小学生の様な悩みを抱えてた自分へ、届けることができたなら…と思って書いた記事。(そういうの、結構多いです。)

人に笑われるかもしれない。可哀想な目で見られるかもしれない。それでも、自分が好きなカラーで埋め尽くせたなら、それだけでも少しほっとできるし、自分の留学生活を好きになれるかもしれません。

留学に型なんてない。他人の留学生活じゃなく、あなたの留学をつむぎだそう。

(半年前に書いてた記事を、冬眠から引き起こしました…。)

以上、わたぽんでした。ほなね!



わたぽんの簡単な自己紹介

わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら

ブログ「わたぽんWorld」について

僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!

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プロフィール

わたぽん(@wataponf1_uk)

高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでの1年インターンも獲得。現在は卒業し、日本でF1から離れ生活中。 詳しいプロフィールはこちら


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