スッキリした…ビジネス書に対する違和感を解消してくれた本、読書法の見直しにも使える
こんにちは、京都では大垣書店が大好きで、ガケ書房に行ってみたいわたぽんです。
書店に行くと、必ず置いてありますよね。ビジネス書。
正直、胡散臭いんですよ。ビジネス書。
ビジネス書なんて読んで、どうなの?あんなの子供騙しじゃないん?みたいな違和感があったんですが、それを見事にスパっと解消してくれた本があったので紹介します。
自分の読書法を見直したいときにも良いですよ。
ビジネス書なんてくそくらえ!と思い読むべし
「100円のコーラを1万円で売る方法」
「無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法」
……汗
あります。めっちゃよく見ますよね、上記のようなタイトルのビジネス書。やたら煽ってきます。また、
「人生を豊かに生きるための○○個の法則」
みたいなライフハック関連本。
めちゃくちゃうざいんですよ。でも本屋で見かけるとちょっと手に取ってしまったりするから、また余計に腹立つんですよ。
ただ、19年間の乏しい僕の経験と思考では、何がどう悪いのか、具体的にビジネス書界隈に対する違和感や疑問に対する答えを導くことができていませんでした。
そんなビジネス書に対する違和感に、爽快に端的に答えてくれたのが、「読書で賢く生きる。」という本です。3人のおじさん達が書いた本です。例えば、
「ビジネス書を読んで、成功した人がどれだけいるのか?」
という根本的な疑問からスタートし、
ビジネス書で金儲けしようとしている人たちは、真摯じゃないというか。お客さんをカモにしようとしているんですよ。
他にも、2014年大ヒットした「ビリギャル」に関しては、
そういったヤンキー、マイルドヤンキーたちをめぐる世界観みたいなところって、ある種のビジネスチャンスになってくるということも含めて、その層を狙った本も出てくるんじゃないか、と。
と、今後の流れも踏まえ、率直な意見が述べられています。
ビジネス書界隈の胡散臭さというか、多くの人は違和感を抱えていると思うのですが、それを吹き飛ばしてくれます。
おすすめは、古典的なビジネス書を読むこと。
しかし、ビジネス書自体には、中には読むべき良本もあります。それに対し三人の著者が共通して言ってることは、古典的なビジネス書を読むこと。
「古いもの=良いもの」というほど単純だとも思わないけど、やっぱり長く読み継がれている作品は、それだけ残る価値があるものなんですよね。
なるほどです。ちなみにビジネス書としては、松下幸之助さんの本あたりが、最もおすすめされています。
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自分の読書法の見直しにも使える
なんでも包み隠すことなく率直にどんどん指摘されていく三人の著者ですが、興味深いのが、その三人の著者がどのように「読書」と向き合っていけばいいのかも、持論を語っています。
個人的には篠原直行さんの読書に対する姿勢というか、向き合い方が最もしっくりくるなと思いました。
本なんて、自分が読みたいものを、読みたいように、読める分量だけ読めばいい
冊数を競い、本読みアピールをして何になる?
などと、読書の本質的部分を的確についていて、一時期、読書してる俺かっこいいみたいな厨ニ病的感想を持っていた僕にしては、過去を振り返って恥ずかしかったりもします。
読書の本質をないがしろにし、自分の見栄えのために読んでる人なんかは、ぜひとも精読してほしいですね。
大学生や高校生に読んでほしい
元々この本を手に取る前に、ビジネス書に関することが中心と読んだことがあったのですが、その内容が意外にも多岐に広がっているというか、多角的に見ていて面白かったです。
一応ビジネスマン向け、サラリーマン向けとしての本だとは思いますが、大学生や高校生など、若い人にも積極的に手に取ってもらいたい本だなと思いました。
ビジネス書で失敗しないため…なんて言えば、これまたなにかのビジネス書で書かれそうな触れ込みになっちゃいますが、巷での流行りへのカウンターパンチとして、または読書の本質を知るための教養への足掛かり的本として、読めば良いでしょう。
まあ、酒飲み親父の与太話程度に楽しみ、「お、これええやん!」と思うとこがあれば自分にも取り入れてみる…ぐらいが良いでしょう。まさに「読書で賢く生きる。」で書かれていることが、それです。
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以上、わたぽんでした。ほなね!
わたぽんの簡単な自己紹介
わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら
ブログ「わたぽんWorld」について
僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
テーマは夢とイギリス留学。僕の生き方が励みになると言っていただくことが増えてきて、とても嬉しいです!
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