will.i.am率いるThe Black Eyed Peasの曲は今からでも遅くないから知っておくといい。再結成について、おすすめの曲も紹介しとく
The Black Eyed Peas
知らない人にとっては、覚えにくい名前かもしれない。知ってる人からすれば、懐かしみがあるかもしれない。
こんにちは、わたぽんです。あのモンスターグループ、The Black Eyed Peas(ブラック・アイド・ピーズ)が2015年1月に再結成されたということに、半年後経ってから気付きました。
めちゃくちゃ興奮してます。
The Black Eyed Peasが戻ってくるんですよ!!
もう今日はiPod Touch 6とか京都のカフェ紹介やめて、The Black Eyed Peasのこと書くことにしました。洋楽に詳しくない初心者の方にも分かっていただけるよう、The Black Eyed Peasのおすすめポイント、おすすめの曲と共に、この興奮を伝えようと思います。
The Black Eyed Peasという”凄いやつら”
1995年アメリカで結成された、ヒップホップを中心としたグループ。ヒップホップ以外にも、ポップ、EDMなどにも手を出してます。
2015年までで、グラミー賞6度受賞。
メンバーは元々男3人だったのですが、2003年頃にFergie(ファーギー)という女性歌手が加入し、4人に。そこからThe Black Eyed Peasの大ヒットが始まりました。
細かいところはWikipedia(英語版の方がかなり詳しい)に任せるとして、The Black Eyed Peasの紹介をするのに欠かせない、伝説的な年、2009年のことだけ紹介。
2009年はThe Black Eyed Peasが音楽界を圧倒した年。
The Black Eyed Peasのシングル2曲が、アメリカの楽曲ランキング”Billboard Hot 100″で、合計26週連続で1位を記録したのです。
もちろん2009年全体でも、1位の曲はThe Black Eyed Peasのその曲。
えげつないです。
世界中で大ヒットだった曲、おすすめの曲
概要ばかり読んでいても面白くないでしょう。
聴いて、感じましょう。The Black Eyed Peasの数々のヒット曲、リリース曲の中から、僕のおすすめの曲をいくつか紹介。
Where Is The Love?
初めて世界的に大ヒットしたThe Black Eyed Peasの曲。
ヒップホップに、少しポップの感触を足した、聴き心地の良い曲です。The Black Eyed Peasが元から持っていたブラックミュージック的な側面が、Fergieの声が入ることで良いハーモニーを生み出しています。
Pump It
この曲、どこかで聴いたことありませんか?
超爽快なこの曲。PVでも車が出ていますが、ドライブの一曲目にぜひおすすめしたい、ノリの良い曲です。
The Black Eyed Peasは知らないけど、この曲は知ってるって人も多いはず。てか僕がそうでした。笑
Boom Boom Pow
2009年に12週連続ヒットを記録したBoom Boom Pow。正直言って、難しい。笑
僕はこの曲を知らない人に教えると、笑われるか呆れられます。
でも、軽やかなラップ調の曲、面白いテンポ、ノリ。テンション上がるので僕は好きです。結構ラップの部分もリズムが良いので、歌詞覚えるとのれますよ。
I Gotta Feeling
万人受けを目指すなら、こちらの曲の方が良いかもしれません。
初期のThe Black Eyed Peasのヒップホップ色が薄くなり、ポップでキャッチーな曲となっています。
パーティーのときに、PVのように皆で盛り上がれます。そしてI Gotta Feelingこそが、2009年にBoom Boom Powの後を継いで14週連続1位になった曲です。
2009年のアメリカでは、1位が”Boom Boom Pow”、4位が”I Gotta Feeling”でした。
実は”I Gotta Feeling”に関して、もう一つ伝えたいことがあるのですが、これはもう少し後で触れます。
Meet Me Halfway
Fergieの声が印象的です。
PVではアラビアンナイトにでも出てきそうな恰好のwill.i.amが印象的。笑
Boom Boom PowとI Gotta Feelingと同時期に出され、その影に隠れがちですが、僕はこの曲の方が落ち着いた気分にもなれおすすめだったりもします。
Alive
Meet Me Halfwayと同様、落ち着いたメロディーの曲。
ちょっぴり哀しさもあります。歌詞も失恋ソングなので、センチメンタルな気分に浸りたいときに聴きたい曲です。
シングルではありませんが、かなり好きです。
Someday
これもどこかで聞き覚えのあるような軽やかなメロディ。さわやかな曲で気分をあげたいときにおすすめです。
以前はPVもアップされてたはずですが、この動画しか見つかりませんでした。
何が凄いって、常に新しい音を模索しているとこ
さて、The Black Eyed Peasは何が凄いのでしょうか?記録に目が行きがちですが、僕は違うところに注目しています。
それが、現状に満足せず、どんどん「新しい音」を、大ヒットした後でも作り出していくことです。
例えば2003年に、男3人のグループに女性のFergieを加入させたという点。元々それなりに人気があったのに、そこに大きな変化を加え、曲に厚みを持たせたのは凄いことです。そしてそれが、世界的な人気に繋がりました。
また、先ほど紹介した”I Gotta Feeling”ですが、この曲は2010年代前半に世界中を席巻した、EDMブームの先駆けと言われています。
今となっては超がつくほど有名なDJ、David Guettaが曲の製作に関わり、彼のその後の大ヒットへと繋がっていきました。
The Black Eyed Peasの中心人物、will.i.am(ウィル・アイ・アム)がEDMに未来を感じ、自らDJ達も巻き込んでEDMソングを作りだしたからこその成果です。
I Gotta Feelingで大成功を納めた後も、何やら実験的な音・メロディーが多くありました。
The Timeという曲なんか、その実験例でも割とうまくいった方ではないでしょうか。
will.i.amがパソコン大好きのギーク(オタク)なので、この様に新しい音がどんどん生み出されています。
それゆえ、アルバムでは良い曲と悪い曲の差が結構激しいですね。もう意味分からない曲も、正直言ってあります。
will.i.am、彼の曲作りは天才か?ただのバカか?
The Black Eyed Peasの曲作りは、すべてwill.i.amという男が作っています。
彼がいなければ、The Black Eyed Peasは跡形もなくなくなるでしょう。「The Black Eyed Peasのブレイン」とも表現できます。
彼は先ほども触れたとおり、かなりのパソコンギークらしく、そのギークぶりを曲作りにも反映させています。これが、The Black Eyed Peasの新感覚の音にも繋がっています。
しかし、最先端すぎるのか、狂ったようなメロディの曲も結構あります。
そういうのは、たいていアルバムの後半にあるのですが、アルバムをフルで再生させていると、「途中から意味わからない曲が増えてきてワロタww」みたいな状況になってしまうんですよね。
ただ、これでwill.i.amを新しい物好きのバカとしてしまうのは早計でしょう。
彼の本当にすごいところは、The Black Eyed Peasではなく、will.i.am個人としての活動も華やかだというところです。
will.i.amはソロでもすごい
ソロと言うと少し誤解を与えてしまうかもしれません。多くの場合。will.i.amは誰かとフィーチャリングしています。
例えば大ヒットした”Scream & Shout“という曲。
「意味不明」
これが最初の感想でした。
でもよく聴いてみると、一つ一つは変わった電子音で、リズムもぐっちゃぐちゃなようですが、すべての音がうまい具合に組み合わさって、実は美しいハーモニーを生み出しています。
EDMブームという追い風もあったでしょうが、この音で全米三位にまで持っていったのは素晴らしいです。(ちなみに日本では最高位43位だったそう。笑)
ついでにもう一つ。
超有名なジャスティン・ビーバーとのコラボ曲を紹介しようかと思いましたが、僕の好みにあった”Hall of Fame“を紹介します。
will.i.amらしさは特にないのですが、とても聴き心地がよくて好きです。
幅の広さも、will.i.am、つまりThe Black Eyed Peasの特徴の一つではないでしょうか。(幅が広がってきた分、昔のブラックなヒップホップの時代に好きになった人達には受け入れがたい部分もあるそうです。)
will.i.amの考え方は面白いので、下記の記事(外部)も参考にどうぞ。
参考:「音楽をつくる」は「曲を売る」ではない:will.i.amが考える新しい音楽のあり方とは?
20周年に向けて、The Black Eyed Peasが再結成。期待したいこと
結成20周年…1995年産まれの僕と同い年なんですよね。また愛着わきます。てか僕が産まれたときからこいつら音楽作ってるのか!!
とは言っても、2011年11月~2015年1月の間は活動休止していました。しかし記念すべき20周年に合わせ、再結成しました。
will.i.amは再結成に際し、こう語っています。
「ピーズとして何を次にするか見直しをしているところなんだ。2008年には『みんな、エレクトロ・ミュージックがすげえよ!』って俺が言ってもだいたいの人は『エレクトロって何のことだよ?』って言うような感じだったんだ。それで俺は『デヴィッド・ゲッタっていう男がいてアングラなものがあるから、俺たちもそんな感じの音楽をやるべきだ』って言ったよ。だから今はまた誰も考えたことがないようなことをしなくちゃいけないし、『ブラック・アイド・ピーズって何なんだ?』て思わせることが大事なんだ。そういう話のネタにならないようじゃ、やる意味がないんだよ。アングラなものから作り出すか、誰も考えたこともないようなことをしなきゃいけないってことは分かっている。だからものすごいものになるか、全然理解できないってもののどっちかだよ」
quote from http://www.vogue.co.jp/celebrity/news/2015-01/06/black-eyed-peas
彼はまた、未だ人々に受け入れられていない部分を開拓しようとしているようです。
一つ気になるのが、Fergieは今回の再結成に関わらなさそうだということ。その代わりと言ってはなんですが、韓国の2NE1(?)というグループの歌手が関わるとの噂も。
興味深いですね。
2015年に入り、「EDMは終わった」という声も出始めました。世界を席巻したダンスミュージックのブームが、しぼんできているということです。
もしかしたら、新たなブームもwill.i.amによってもたらされるのかもしれないですね。EDMブームの火付け役となったI Gotta Feelingのように。
Boom Boom PowやI Gotta Feelingのような曲が好みなら、アルバム”THE E.N.D”がおすすめ。
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逆にエレクトロな音を嫌い、ヒップホップを楽しみたい方には、”Monkey Business”等のアルバムが良いでしょう。
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彼らはApple Music等とも良い関係を結んでいるようなので、ストリーミングサービスを中心に扱うのも一つの手です。というか、will.i.amは新しい音楽の売り方を示してくれそうですね。
わたぽんの簡単な自己紹介
わたぽん(@wataponf1_uk)
高校生の時に「F1マシンをデザインしたい!」という夢を抱き、F1の中心地:イギリスへ。サウサンプトン大学で宇宙航空工学を専攻中。未熟で失敗ばかりするも、その度に這い上がってきた。そして渡英4年目には、念願であったF1チームでのインターンも獲得。自分と未来を信じて、夢は叶えられると証明したい。詳しいプロフィールはこちら
ブログ「わたぽんWorld」について
僕、わたぽんの「F1のエンジニアになる」という夢を叶える道を綴るブログ。2014年に運営開始。夢に近づけば近づくほど、更新頻度が減っていきます。
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【注意、情報求む】stamplive.comというリダイレクト型ウイルスが出回ってるようなので解決法を取り急ぎまとめた、アクセス解析でも引っかかるけど?
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